ヅカ好き主婦の日々レポ

わたしが生命委ねるそれはわたしだけに

主婦のお暇。RRRを観た

RRRを観ました。

観たんです。

 

正直、他に書きたいテーマあったんですけど、あんな物凄い作品を見せられたらもう何よりも優先して感想残すしかないですよね。

 

 

そもそもなんで今更RRRなのか。

たまたま映画のタダ券をもらったからです。

露伴ルーブルか…怪物か、マリオか……

ちびっ子が2人いると映画なんて滅多に行けないから、慎重に作品を選びたい。

だったら底抜けにぶっ飛んでるやつにしよう!ってことでRRRを発券。

 

前にイッテQでガンバレルーヤがRRRのパロに挑戦する企画を見たんですけど、それが素晴らしかったんですよね。

気弱なヒゲの恋をイケてる髭があと押しして踊りまくる大スペクタル。

いいねいいね!アガるね!!

 

ってことで席につき始まりを待っていましたが、そんな薄っぺらい話では無いとあの時のわたしに伝えたい。

 

 

 

開始0秒でRRRの圧にぶん殴られます。

いきなり始まって面食らいました。

マッリのカーチャン、絶対○られたと思ったし、なんだか様子がおかしいことに気づくラーマの赤ターバン狩り。

強すぎ。強すぎる。っていうかあなたは友人の恋をサポートするサスペンダー髭ではないの?

 

もう夢中です。貪るように観てました。1秒後の展開が気になって仕方がない。

 

ジェスチャーからの橋も驚きな少年救出劇、距離の縮め方が音速な2人。「マダムハヤメテ、ジェシーヨ」に笑いつつとんでもなく優しい眼でビームを見つめるラーマ兄貴に堕ちました。

 

ナートゥをご存知無い頃のわたしには、もう戻れない。

 

ラーマ兄貴。鼻筋が美しくて横顔に見惚れてたら、その鼻筋まで伸びる睫毛の長さに気づくわけですよ。

ムキムキの身体とは対照に、他人の心の動きに繊細に反応できるその優しさ。

 

兄貴……すき…。

 

 

そこからはビームとラーマの数奇な運命をひたすら見守る訳ですが、冒頭で虎を生捕りにしていた時に言ってた台詞がまさかこういうこととは思わず吹き出しました。

餌とかどうしてたん…

ビーム自身もバッチリ噛み殺されそうになるところが最高でしたね。利用はしたけど支配はしてない。

 

ラーマが、民衆の力に気づく場面は胸熱でした。ラーマがあそこまで辿り着くのにどれほどの苦しみがあったか想像もできない。過去も思っていた以上に辛いものだった。それでもビームに心動かされ力になろうとするラーマ。

 

さっきまでアニマル大乱闘でワロてたのに、もう感情が忙しすぎる。情報量が多すぎるのに行く末が気になりすぎて物語から振り落とされないようにするので必死。

 

史上最強の肩車は腹筋が爆発しそうになりつつも2人の活躍に気持ちが昂りましたね…。座席に立ち上がってドラミングしたいような、そんな気分。

 

ラスト、ラーマが上半身裸に弓矢スタイルで故郷に現れた時には、銃という文明の利器を手に入れに出発した時よりはるかに原始的かつ創造神なスタイルなってるけど大丈夫か?!と戸惑いましたが、ちゃんと銃持って帰ってきててよかったです。

 

 

 

ブチアゲエンドロールまで見届け家の玄関をくぐるまで、顔はニヤけっぱなしだし胸はなんだかフワフワするしで、RRRの威力は凄まじいなと思っています。

もう一度観たいけど1回目観た時ほどの衝撃は無いのかなと思うと、ナートゥをご存知になかった少し前までの自分が羨ましい。でもやっぱもう一回観たい。いや、1回目のインパクトをずっと胸に残しておきたい。バーフバリも気になる。いや。RRRの余韻にもっと浸っていたい…

 

 

そんな気持ちをこうしてブログにぶちまけることができてよかったです。

 

ほんと素晴らしい映画だったなぁ。